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オカヤドカリ【オカヤドカリの卵について】貝殻の中にある腹肢に卵を産みつけます。
個体の大きさにもよりますが、雌の卵の大きさは0.6〜0.8mm。
はじめオカヤドカリの卵は、少し楕円形になっています。
卵の中の胚発生(ゾエア幼生の発生)が進むにつれて卵は球形になっていきます。
未発眼卵でも発眼卵でも大きさはほとんど変わりません。
【オカヤドカリの卵の数】ナキオカヤドカリ (約6000個)
ムラサキオカヤドカリ (約20000個)
オカヤドカリ (約50000個)
【放幼の時期】
5月下旬〜10月上旬ごろまで卵を産みます。
とくに6,7,8月の満月、新月の大潮の19時半〜21時頃が一番多くみられます。
成熟した卵を抱えたメスは、波打ち際から海に入り
ゾエア幼生を放ちます。
【抱卵雌の最小個体】ナキオカヤドカリ 抱卵雌の最小個体は甲長 3.83mm
ムラサキオカヤドカリ 抱卵雌の最小個体は甲長 3.93mm
オカヤドカリ 抱卵雌の最小個体は甲長 9.49mm
←もう少し小さい個体から卵を産むこともありえる。